雑談力について
ついつい自分ばかりが話しすぎてしまった、会話のキャッチボールが長続きせず気まずい・・・等経験したことはありませんか？
「実は人見知りで・・・」
「おしゃべりが得意ではない」
という採用担当者は少なくありません。
限られた時間の中で人と接して関係を作っていく仕事をしていく限り、あらゆる人の魅力に気づく観点を磨くためにも雑談力は大切だと私は思います。
また、プライベートでも雑談をきっかけに有益な情報を沢山教えていただけることもあります。
ここでは、とてもシンプルですが、社内外で普段心がけていることをお伝えします。
その１ 「あなたにとても興味があります！」
雑談の素地を作るためにはお互いにリラックスした状態にあることが鍵であるため、全ての方に対して、「興味（好意）を持っています」という気持ちが伝わる姿勢・表情・声を心がけています。
自分が興味・関心の高い話を聞くときの姿勢やリラックスしている時の表情や声のトーンを一度客観的に認識してください。
姿勢・表情・声の3点セットを意識するだけで、心の垣根が低くなり、会話をより楽しめる素地ができあがります。
その２ 「新しい知識や情報を教えていただく」というマインドを常に持つ
自分が苦手な外見や声、話し方をされる方に心のシャッターは下ろさないでください。
なぜなら、その人にしか知り得ない情報や興味深い知識が必ずあるからです。
自慢話を聞くのが苦手な方も多くいますが、自慢話こそ宝の山。
私はいつも「人生の分岐点、成功のきっかけは何だったか」を聞いています。
失敗も含めたサクセスストーリーを教えていただけるのは純粋に面白いですし、逆境に負けない思考方法などためになることも沢山あります。
右から左に聞き流すのではなく、宝を探すつもりで積極的に質問してみてください。
その３ 「自分がこの場を盛り上げよう」と思わなくて良い
「盛り上げなくては」と思っている時点で、すでにNGです。
大切なことは盛り上げることでなく、リラックスした雰囲気作りと相手を知ろうとする興味関心です。
雑談がきっかけで新たな魅力に気づけば、その人の見え方も変わるでしょう。
人は鏡、あなたの印象も変わっているはずです。
人と接する機会の多い方で、おしゃべりが苦手な方はぜひ上記のことを意識してみてください。
